戦いの野に花束を

介護?の話しや愚痴満載毒吐きの独り言 時々ハンクラ

昨日の続きと夫婦喧嘩は犬も食わないというけれど……。

母のマッサージの人が帰ってお昼。

 

午後1時には訪問医さんが来るので食べてしまわないと。

 

父にお稲荷さんを食べさせる介助をする母。

 

そのまま手に持って食べりゃよくないかと私は思うけれど、できないのかなんなのか、お箸で一口ずつにして父が持っているお皿に乗せて。

お箸で食べる父。

 

そう、自分の手でお箸で食べられる。

食べさせてもらわないと食べられない訳じゃない。

 

で、食べっぷりは見事なもので。パクパクムシャムシャ。

これは毎回なんだけれどね。

 

母は父のために、玉ねぎ人参キャベツピーマンでスープを作っている。

 

そのスープを作ったお汁と身は別々に保存。

 

お稲荷さんはもう要らないというので

 

スープを飲んだ後に身の方を出したら、

人参は嫌だと。

「やらかく煮たら食べるっていうからやらかく煮たんでしょ。」という母。

「嫌いなものを食べさせるのはいじめだ嫌がらせだ。」と父。

 

あの、お父さんが人参嫌いって初めて聞いたけど??

だから、家の肉じゃがにもポテサラにもきんぴらごぼうにも人参が入ってないの?

それが普通だと思っていたので、私が作る肉じゃがもポテサラもきんぴらごぼうも人参は入ってないw

 

人参なんて栄養ないという父に

人参はたくさん栄養があるから食べたほうがいいよと言えば

「好きこそものの上手なれだ。嫌いなものを我慢して食べて良いことない」と。

諺の使い方間違ってるし、本来そういうことにはうるさい父のはずなのに。

ただの屁理屈。何をこねくり回してんじゃ。

と、思っていたら

母が

「どっちが悪いと思う?私がお父さんを虐めてるの?私どうしたら良いのよ。」と。

母、泣きました。

弟嫁さんが

「夫婦喧嘩は犬も食わないっていうくらいだから、私たちは中立よー。」

私も

『私らスイスに亡命するわ』

 

キッチンで私は母を宥めていたけれど。

 

父がやっぱりスープの身を食べると言い出して。

「人参は硬いから嫌いなんだ、やらかくしてくれた食べる」と。

せやから、スープにしてやらかくしてんねんやんか、それ言うたやんかと。白髪頭をどつきたかったけれど我慢な私。

 

食べさしたら今度はまたお稲荷さん食べると。

その介助は弟嫁さんがしてくれて、母はテーブルの方でおにぎり食べてから豆菓子を食べていた。

父が。なんでそんなところで食べてると。

「隣で食べていたら美味しそうに食べているっていうからよ。」←確かに昨日それを言われて気分を害した母。

「何も嫌味で言ってない。美味しそうだなって言ってるだけだろ。」

と、また喧嘩。

 

もう、私、キッチンでおにぎり立ち食いした。

ゆっくり食べてられへんし。

 

実は朝、

母から、お父さんどっかに入院できないかな。私もうええわ。疲れた。

もう無理。

と、言われていたので、弟嫁さんに母がもうとても疲れていて限界かもとLINEしておいた。

父が薬を飲んでも忘れて何度も飲んだかと確認することも。

昨日は何度も曜日の確認をしていたけれど。

 

認知が入ってきているのか、意識が混濁し始めているのかよくわからないと。

 

訪問医さんがきてくれて

開口一番。

「蜂の巣がありますよー」

え?気がつかなかった。

そりゃ大変だ。

市役所に電話したが、市では対応せず、業者を紹介すると。

 

蜂のことはあとですることにして。

 

お医者さんは父の腹水を抜く処置。

あとは問診。

腹水を抜き終わった頃にまたきますと。

 

弟嫁さんがメモ書きを先生が見えるところに置いていたので見てくれた模様。

(父からはもちろん見えない)

 

先生をお見送りに出て。話した。

 

お母さん無理ですか?と聞かれた。

体が辛いですか?と聞かれたので、

体もですが精神的に無理ですね。と、お話しした。

 

弟嫁さんと一緒にさっきも大変だったこと。

母も余裕がなくなっていて、父に言われたことを流せない。まともに受け取って傷つき折れる。

でも。確かにあんなに1日に何度も言われたら流せなくなると思う。

認知症だからと思って我慢する。とはまた違う。

ただの感情、自分のイライラやもどかしさ、甘えを母にぶつけているだけだから。

 

父の場合。

病巣の特定ができない状態。

ただ。腹水を抜くこと痛みを緩和することだけ。

痛みの緩和だけならそのような病院に入院もあるけれど、

腹水が問題らしい。

それに、一度入院したら、もう家には帰れないということを父本人も母も納得しないことにはと。

 

レスパイト入院はないってこと。

 

入院したら一気に悪くなると思いますね。と。

 

もう、私はそれも仕方ないと思う。

 

先生も、弟嫁さんにあなたも大変ですよね?と。

 

『弟嫁さんはいつもだし、弟も毎週。

大変だと思います。

私は先週2ヶ月ぶりに来ましたけれど、父の言動はひどくなっているし、先週より今週またヒドくなっていると思います。母が披露しているのが分かります。うとうとして目が覚めて母がいないと嫌だというのが酷いです。』

 

とりあえず。

今使っている麻薬の量を少し増やして眠っている時間を増やすことに。

父が眠うている時間が増えれば確かに母はゆっくりできる。

でも、父が起きているときに拘束されることに変わりはないから

解決にはならないんだ。

 

 

自費負担までして介護サービスを利用しても、それは

母ができないこと(医療行為)のサービスであって、母の負担が減るわけではないのだ。

 

お昼のことも

マッサージの人が来てくれたことで母がそばにいなかったこと。

それが気に食わない気に障ってたんだと思う。

妬きもち嫉妬。

 

 

そして蜂。

 

アシナガバチっぽい。

 

父は物置に蜂退治のスプレーがあるから向かいのうちのご主人に頼めと。

 

母は一度刺されているから危ないと。

 

でもさ、アシナガバチっぽいとは言え、人に頼むって。

 

業者に頼もうと言ったらお金がかかるって。

 

おいおい。

 

自分のことにはお金使うくせにと母。

 

弟嫁さんが

「お向かいさんが蜂に刺されたら困るでしょう。」と言ってくれたが聞く耳を持たない。

明日は弟くんが来るから相談したら?

と言ったけれど、

「近所付き合い隣組ってそんなもんじゃない。それじゃなんのために隣組なんだ!!」と。

「あの人は東村山の出身だから蜂くらい平気なはずだ。」と

そういう問題じゃない。

もうね意味不明。

 

助け合いって厄介ごとを押し付けるとか、蜂なんて危険なものを頼むもんじゃない。

 

お父さんならお隣やご近所に蜂の巣ができていたらスズメバチじゃなきゃスプレーで退治したと思う。

でも、自分ができるから人にしろってのは違う。

私は危険なことを人に頼めないよと頭の中でまとめていたら。

弟嫁さんがメモに

「お向かいさんに頼みに行ったけれど留守だったって言えば良いよ。」

 

流石、冷静。

 

母。それを見て。

わかった。頼んでくる。

 

しばらくして、戻ってきて

「車はあったけど、留守みたい。出てこなかった。」

 

おかーさん。車がなかったで良かったのにw

車が出てったかなんて聞こえないもん。

そこまでの嘘はつけないか。

 

 

で。

もう、のわーる帰りなさい。遅くなると電車混むから。と、言われたので帰ることにした。

 

弟嫁さんにあとは宜くとお願いした。

 

来週は娘の通院やらがあるし、

その翌週は東京はお盆なので、お寺さんがくるからと言ったら

母がお経あげにきはるん?と。

そう、お経あげにきはるからお茶出したりせんならんやん。お義母さんいたはれへんから私がせなあかんねん。

 

 

父も病気のせいとはいえ、母に対して酷すぎる。

母も大雑把な性格なので、それが父のイライラの種になるのだけれど、

『そんなん元々の性格やし、仕方ないでしょ?』と私は父にいちいち言う。

お父さんが当たるのお母さんだけやんなので。

 

父が何かいうと。それは違うよ。と反論もする。

そういう話ができるから私がいると気が紛れるのかもしれないが。

 

 

目の前で母に泣かれると娘はやるせないですよ。

 

 

 

帰宅してぼーっとしていたら

(帰りの電車は爆睡)

チャイムが鳴って義父が来た。

 

まるで私の帰宅を見計らっていたかのよう。やめて。

 

何やら書類を差し出して。

「これにね、サインして欲しいんですよ。僕はデイサービスに行ってるんです。」

デイに行ってるの知ってるよw

 

『これ、明日持っていくんですか?』と聞いたらそうだというので

『じゃ、パパにサインしてもらいますね。』と受け取った。

コロナ対策で諸々費用がかかるので利用費の負担が増えるということだった。

なんの書類なのかよくわかってないようだったけれど、もうどれは良い。仕方ないから。