戦いの野に花束を

介護?の話しや愚痴満載毒吐きの独り言 時々ハンクラ

続き

 

実は、先ほどの記事。

昨日アップするのを忘れていた。

 

夫が言うには、初めに希望していた場所のサ高住。

人気物件らしく、空きを待っている人が多いという。

うちが、まだ良いですとか、手術を控えているんでとか言って辞退したらすぐに埋まってしまうし、

いつ空きが出るかわからない。

それで、押さえてくださいとお願いしたという。

 

でも、空きができて良かったよね。12月から三万アップになっちゃうものね。

 

「そうなんだけどさ、移るって話したら、親父がまた帰りたいって言うんじゃないかと思う。」

 

まぁ、それはあり得る。

『リフォームするからっていうしかなくない?』

 

「もうあんまり歩くのも嫌だし、歩けないからさ、戻ってきたら、のわーると娘が心配しておかしくなっちゃうから駄目だ。っていうよ。

孫のことを言うと効くみたいだからさ。」

 

・・・心配ってのは違うけれど、おかしくなるのは同意。

 

それならさぁ、もっと早くに

 

孫娘が心配して具合が悪くなるって言えばよかったのに…と、思ってしまった。

 

義ママンが居た時も居なくなってからも、夜遅い時間にガタガタ隣で物音がする。

引き出しか何かを閉める音もする。それがかなり大きくて、夜寝られなかったり気になったりしていた娘。

 

まぁ、孫のことを持ち出されると大人しくなるなら、まだそこまで訳がわからなくなってはいないということだし、

孫のため。と、思ってくれたら良い。

 

 

ギジは、施設の人や病院の人には

「妻はなんの病気もなく老衰で亡くなった」と、言っていると夫が若干不満げに言った。

 

それは知ってる。喪中ハガキや年賀状にも書いていたし、会う人ごとにギジはそう言う。

 

アルツハイマーになって怪我しちゃって入院していて死んだのにさ、一度も見舞いもいかなかったくせに。」と。

 

『それはさ、お義母さんが骨折したのは自分のせいな訳やん。それを認めたくないから、骨折して入院していたって言いたくないんちゃうん。

お義母さんは探しに行こうとしてコケたんやし。』

 

長い間、ブログを読んでくださっている方はご存知だろうが、

義ママンが骨折した日は、私が実家から戻ってきた翌日のことで、

2月の夜の7時を過ぎた頃。

義ママンがうちに来て、お父さんが出ていっちゃったの。と言うので、慌てて私が飛び出して、ギジを探しに行った。

お母さんは家で待っててねと言いおいて。

 

近所には見当たらず、ふと駅の方に行く坂道に目をやったら、ヨタヨタと歩く人がいた。

ギジに似ていたので、慌てて追いかけたらギジだった。

 

帰りましょうと言っても散歩するんだと言い張るギジ。

 

なんで、追いかけてくるんだよ参ったなみたいなことも言っていて、

お母さんが心配してると言ったら、

わからせてやらないといけないんだ!などと怒鳴る。

 

ああ、喧嘩したんだ、義ママンがまた不穏にでもなって対応できないで喧嘩したんだ。馬鹿らしい。

 

そう思って、ともかく帰りましょうと言ったら、

 

コンビニに買い物に行くんだと言い出して、コンビニに向かう。

仕方ないからついていく。

 

私は着のみきのままってやつで、ジャージとスモック。

ギジはと見れば、ちゃんとジャンパーも着ていて、出かけようと思って出てきていた。

 

プリンを買おうとするので、お義母さんは糖尿なんだから駄目でしょと嗜めたら、自分が食べるんだとまた怒る。

 

買い物が終わって、ギジを見張るように家まで帰っていたら、もうすぐ家だというところで

娘が走ってきた。

「大変!!おばあちゃんが転んだ!立てない!!」

 

恐らく義ママンは私が帰ってこないから自分も探しに出ようとして転んだのろう。

 

そう。原因はギジ。

 

 

玄関先で痛い痛いと疼くまる義ママンをギジと私と娘でなんとか部屋に入れたものの。

ギジと義ママンが喧嘩を始めてしまってどうにもならず、

夫にすぐに帰ってきてと連絡をして、義妹にも連絡。

夫が帰宅して、救急外来に電話をしたが駄目で救急車を呼んだ。

 

 

 

『私は今でも、なんであの時にスマホを持ってお義母さんを探しに行かなかったんだろうって後悔してる。』

と、夫に話した。

 

 

杖をつけばいいのに、杖なんてみっともないって思ってるからさ、

施設の人にそんなのを見せたくないから帰りたいって言ってるんだと思う。という夫。

 

施設ってそういう所なのにね。

 

杖をついて歩いている人を馬鹿にしたり可愛そうなんて思わない。自分の力で歩いているんだもの。

自分がそういう人の事を、杖をついてまで歩かなくてならないのは可愛そうだとか、蔑んでいるからそう思うのかもしれないけれど。

ギジにしたら、杖をついて歩くより、車椅子を押してもらう方が人を付き従えているようで気分が良いのだろうか。

(大きい病院では車椅子がいいと言っているらしい)

 

 

 

 

ギジに、あと1ヶ月くらいでサ高住を移ることになるかもしれない事については、

夫は明日か明後日、でなければ土曜日の夕方に話に行くという。

 

夫がいうには、ギジの膀胱のポリープは医師の話では急いで切除が必要でもないようで。

それについては、医師に電話をして確認を取るという。

 

 

義妹は自分のスマホにギジの病院の電話番号や担当医。診察券の番号も保管してくれていた。

流石だ。