戦いの野に花束を

介護?の話しや愚痴満載毒吐きの独り言 時々ハンクラ

立場が変われば・・・

介護の事も親戚絡みのことも立場が変わるとバイアスがかかるというか

日頃と言ってることが違うんじゃない?と、思うことが多い。

 

色々と介護ブログを読んでいるとそう思うし、

介護職のおねー様もそう。

自分の親戚の介護となるいつもの勢いはどうしたの?と、いう感じで迷っていた。

 

従弟が認知症の母親の面倒をみているそうで、そのお母さん(彼女にとってはおばさん)が息子に対する暴言や暴力が凄まじい。

元々穏やかな人だったのにと。

近い距離ではないのに夜にサポートに行くこともあるという。

彼女はケアマネの資格もあるので、そのおばさんのケアプランは彼女が作成しているという。

 

皆も、それは従弟さんがいっぱいいっぱいかもしれないよ。あなただって夜に呼び出されることが多いと大変だよ。

認知症の人って自分を一番見てくれるとか身近な人に攻撃をするって言うからと、口々に言っていた。

「そっか、そうだよね。人の介護のことはいくらでも判断できるけれど、自分の身内のこととなるとダメだねぇ・・・。」

と、言っていた。

 

彼女自身は早くにご両親を亡くしているし、義理親ももう亡くなっている。

だからこそ、従弟やおばさんとは近しい身内なのだろう。

 

彼女は、義理親の時も色々あったけれど(例によって義理姉って人が曲者だった)

テキパキと対応して施設に入れている。

その人が自分の身内となると・・で、ちょっと意外だった。

 

 

ブログでは、

関西住まいのじぶんと親の事。

親と自分は関西住まい。でも自分は姑と同居。距離もあって頻繁には行かれない。

親の具合が悪いとか何かの時は関東に住んでいる兄や姉が何日か泊まりに来て面倒を見てくれる。

他はヘルパーさんやデイを利用。

親はもう90を超えている。

さて、その親を兄が施設にと話を進めていることが気に入らない。

でも、関東から泊まりに来るのはとても大変だ。兄や姉にも家庭がある。

いくら元気とはいえ、歳を重ねればできなくなることも多いし、気力もなくなる。

その介護のために泊まりがけはとても負担だ。

 

施設に入れたらボケてしまう弱ってしまうとブログ主さんは考えるようだけれど、例えば、関東の方に引き取ってもそれは環境が変わるからそうなるかもしれないと、読んでいる他人の私はそう思う。

 

というか、私はそのお兄さんやお姉さんの立場になってしまうのだ。

 

ブロ主さんはいわばケアマネの立場のような意見。

親は元気なのだから在宅で色々なサービスを使えばまだ独居でいられるよ。と。

でも、お兄さんやお姉さんは遠くからの泊まりがけの介護がもう負担で大変なのだと思う。

はっきり言って嫌なのだろう。

泊まっている時の対応も大変なのだと思うのだ。

ブロ主さんに見せる顔とは違う顔をお兄さんやお姉さんにはするのかもしれないし。

 

もしも、ブロ主さんが姑さんと同居でなかったら、親御さんの面倒はブロ主さんが全面的に見ることになっていただろう。

そうなっていたらまた違った気持ちになっていたかもしれない。

 

 

立場が変われば気持ちも変わる。

 

 

私も母のこととなるとそうなるのかなぁ。

 

今は、いよいよとなったら母に施設に入ってもらうしかないと思っている。

今は全然元気だけれどね。

 

私は無理だし、引き取るなんて嫌だわ。

弟たちが引き取ると言ったら止める。

 

弟嫁さんが言い出しかねない気もするけれど。

 

気持ちが変わるのかなぁ・・・。

 

親が施設に入るなんて可哀想って世間の人はいうけれど、介護してる方の気持ちはどうなるの。

先が見えないんだから。

 

勿論、親のことが大好きで最後まで面倒を見る、みたい。という人を否定しないし、

とても立派だと思う。

 

 

 

人は生まれて3歳までに一生分の親孝行をするという。

 

 

色々大変だけれど苦労もあるけれど、何より可愛いもんね。

 

だからさ、年老いた親の世話をすることが親孝行だと思わなくていいし、

親も、もう充分に孝行してもらったと思わないといけないと私は思っている。

息子夫婦に面倒を見てもらおうなんて思っちゃいない。

娘は論外。

というか、夫と私がいなくなっても娘が1人で生きて行かれるように・・・なのだよ。

 

こういう立場だから私はそう思うのかな。

 

 

掃除、洗濯、食事のこと。

自分ですることが大変で出来なくなったら、子供に面倒を見てもらおうなんて思わないで

施設に入ることを考えないといけないと思っている。

 

尤も、そのお金がその時にあるのかな。

 

と、そういう判断が自分で出来るのかが問題なのだけれど。

 

自分が長生きして子供に大変な思いをさせるのは嫌だとつくづく思う。