訃報が飛び込んできた。
訃報なんてのは突然なのだけれど。
叔父が亡くなった。
母のすぐ下の妹の旦那さんである。
なかなかおもろいおっちゃんで私は好きな叔父だった。
遠いので母は葬儀に参列はしない。
母が行きたければ、弟嫁さんが一緒に行くと言ってくれたそうで、
勿論私も一緒に行くといったけれど、もうそこまでは行かれないという。
国内だけれど淡路島だ。
もう何十年も叔父叔母どころか従妹にも私は会っていない。
最後に淡路の叔父と叔母に会ったのは高知の父方の祖母のお葬式だ。
年賀状のやりとりだけ。
一番下の叔母は大坂市内にいるので参列するという。
この叔母は父の闘病中に一度実家に手伝いに来てくれた。
母から「お香典はいらないと言われているから送らんでええけど、
電報打っておいて」と言われた
そういえば、従妹たちから父が亡くなったときに電報が来ていた。
母からは3千円くらいの電報と言われたけれど、
それって頂いても困るというか・・・・
というのが父の時の感想。
捨てるに捨てられず置いてある。
従妹たちからの電報はたいそうなこともない普通のものだったけれど、
母が言うように3千円の電報ともなるとちょっと困らんかな。と。
母の年代だと、亡くなったと聞いたら電報なのだろう。
昔は、結婚式といえば電報。
出産したと聞けば電報。
なんなら入学やら合格も電報だったものね。
お香典はしないけれどならば、お花のほうが良くないかなと思った。
母と叔母は連名でお花を送ると言っていたし。
それで、花キューピッで今日のうちに届くように手配をした。
明日がお通夜だと聞いていたので今日のほうが良かろう。
不在の可能性もあるしね。
叔母からはお礼の電話が来た。
久しぶりに声を聞いた。