プラセプラスというのがあります。
見た目はお薬。
でも医薬品ではなく「食品」です。
偽薬効果。
薬を必要以上に飲みすぎたり飲みたがるときに。
薬を飲んだ気分になって安心する。
これを、すぐに風邪だ熱だフラフラすると言って薬を飲みたがる義母に飲ませるようにと義父に渡してあった。
家でも保管してある。
でも、もう義父は、そういうときはコレを飲ませると言うことも忘れているようで、無くなっても言ってこないし。
市販の風邪薬を飲ませてしまう。
以前も、義母に飲ませる解熱剤あるかと聞かれ、熱は?と聞いたら「熱はないんだよ!」などとのたまうので、
「熱がない、痛みもないのに解熱剤飲ましたらダメですよ。」と言ったら、電話口から
『薬よ!!薬飲めばいいのよ!!』と叫ぶ義母の声…。
素知らぬ顔をしてその偽薬を飲ませるように持って行った。
お正月も、気持ち悪いという義母にこの偽薬と生姜湯を飲ませて落ち着いた。
前に、薬と偽ってラムネでも入れようかと錠剤の空き瓶をとって置いたので、それに偽薬のシートを1錠ずつ入れて
「フラフラする時に飲む薬」と書いて貼った。
紙に「看護師の弟のお嫁さんからわけて貰った薬です。フラフラする時に飲んで下さい。
処方薬と一緒に飲んでも大丈夫です。1日2回か3回。無くなったら言って下さい。」と書いた。
本来ならお薬なんて気軽に譲渡しちゃいけません。
ましてや、看護師さんがくれるわけ無い。
でも、
嘘も方便
それに食品!!
看護師さんから貰ったと言えば、ありがたがりそうだもんね。
それでも、市販薬を飲ませてしまうかもだけど。
困った困った。
駄目だ駄目だって言ってばっかしでなんもしないんじゃそのままだよ。
ほら、またやっちゃったわ。
動いちゃったわ。