戦いの野に花束を

介護?の話しや愚痴満載毒吐きの独り言 時々ハンクラ

義父母のデイサービスのこと 2

さて、翌週。

 

水曜日。義母はデイサービスB、義父はリハビリデイAの日。

 

送迎の車が来る30分前に様子を見に隣へ行った。

 

玄関の鍵を開けたら義母が丁度階段を降りてきた。

 

チュニックとズボン。ブローチも着けていた。

 

行く気になって仕度してる!凄い!!

ブローチを着けているということはお出かけモードだ。

 

「あら、のわーるさん何しに来たの?」

 

今日は脚のマッサージですよ。

 

「☓☓☓?(Bのある地名)」

 

そうそう。

 

あ、大丈夫そう。良かった。

 

が、施設で履く靴と連絡ノートが見当たらない。

 

義母は靴下も履いてない。

 

お義母さん、靴下を履いたほうが良いし、バッグは?

 

と、言いつつ義父に聞こうと2階に上がった。

 

お義父さん、靴のバッグと連絡ノートはどこですか?

 

義父は座椅子に座ったまま動こうともしない。

 

「車が来たのか?」

 

まだですけど。

 

「今日は断った。」

 

はあああぁ?!

 

「お母さんの具合が悪いから断ったんだよっ!!」

 

そういうと、テレビの方を見た。知らん顔だ。

 

(何を言ってやがんだよ。元気じゃないか!義母。出かける準備してるだろーが!💢💢💢💢💢)

 

あちらに確認しますと言った私の声、かなり低くて怒ってと思う。

 

 

家に戻って、なんだか過呼吸でも起こしそうな位ドキドキした。

兎も角、深呼吸して、気持ちを落ち着かせて、Bに電話をした。

 

「お父さんが、お母さんが風邪で具合が悪いとおっしゃって。」

 

私は何も聞いていませんし、義母は元気です。

 

「風邪をひいてらっしゃるんですよね?」

 

いえ、そうは見えませんし、本人もそんな事は言っていません。

 

「そうですか。では、お迎えの車を出しましょうか?」

 

こういう時に、先方に迷惑だとか申し訳ないと思う私。

それに、義父が怒ると思った。

 

この頃は、義父を怒らせないようにと思っていた。(今はクソ喰らえですw)

 

「いえ、義父が機嫌を損ねるかもしれませんので今日のところはこのままお休みでお願いします。」と言った。

 

それでも、しっかり、機嫌を損ねるとか言っちゃう自分だけど。

 

電話を切ったら義母が来た。

 

「車、断ったの?」

まだ来てないわよ。来る前にお義父さんが断ったの。

「そう、来ないのね。」

お義母さん、私また電話してお迎えに来てもらいましょうか?

「いいの。お父さんは、私の事が心配だからね、私、具合悪いからね。」と言って義母は戻った。

 

認知症の義母が義父を庇ってる。情けない。

物凄く腹が立った。

 

すぐケアマネに電話。

 

「デイサービスの準備が面倒と思われたんでしょうか?それなら、ヘルパーを入れることもできます。」

「熱が無ければデイは行かれるので私からお父さんにお電話しましょうか?」

 

もう、私は怒りでどうでも良くなってたし、そんなことをして行かせる義父かよ、とも思ったので、

行かせたくないんだと思います。と、言ってしまった。

 

明日に振り替えますか?

送迎のお電話はお嫁さんにしてもらう事にしますか?

とも言われた。

 

が、明日は実家の母の病院のことで出掛けるので、デイの準備が出来ているか見に行くことができない事、また、これから私の母は手術を控えているので、デイの日に私が家に居るかどうか判らないから無理ですと伝えた。

 

そして、色々と考えて下さっているのに否定ばかりで申し訳ないですと謝った。

 

 

そして、午後になっても義父のデイのお迎えは来なかった。

ああ、やっぱりな。だった。

 

全て、夫と義妹にはLineで知らせた。

 

そもそも、前回のデイの初日。

義母はお話するお相手が出来てとても楽しく過ごしていたと連絡があって、その人と同じ送迎にしてくれていたのだ。

 

あちらも色々と考えて下さっているのに。

 

 

 

でも、まだこの時は、義妹も夫もケアマネも

「義父は義母をデイに行かせたくない」とは思っていなかった。

ただ、認識が違う、デイの事を理解できていないから。と。

 

私が言うことは悪意のあるフィルターがかかってる位に捉えていた。

 

(あの義父の口調、態度。

思い出すだけで腹が立つ。

あの日の日記を読み返したら怒りがまた湧いてきてしまったよ。)

 

 

夫に至っては、お袋は元々外に出るの嫌いだから!と。

 

夫は未だにそれを言うけど。(続く)