戦いの野に花束を

介護?の話しや愚痴満載毒吐きの独り言 時々ハンクラ

義父母のデイサービスのこと 1

凄く長い話になる。

 

去年の8月に丁度夫が夏休みだった時にリハビリデイサービスAの見学をした。

其処は、義父母共に行く(別々の日に)前提での見学。

メンバーは、義父母、夫、義妹、私。

ここは、運動が主で、レクリエーションやお喋りを楽しみましょうではない。

午後から夕方迄。

 

そして、デイサービスBも見学。

ここは普通のデイサービス。

おしゃべりしたり、簡単な運動、お昼も、おやつも出る。レクリエーションもある。

脚のアロママッサージや、入浴も。

ショートステイも出来る施設。午前中から夕方迄。

こちらは、要介護1以上なので義母だけ。

利用者の多くは認知症

見学は義母、義妹、私。

風船を使っての座ったままのバレーボールやおしゃべり、おやつで。義母は楽しそうだった。

 

 

どちらも、良いのではという事で、契約し通うことになった。

 

義母は水曜日がB,金曜日がA

 

義父は、水曜日に義母がBに行っている間にA

 

 

ま、この時点で「母がデイサービスに行くことで父の負担を減らしたい(義妹)」はどっかに行ってる気はしたけれど、義母独りで置いておけないしねぇとは思った。

 

それより前に、義父が入院中に義母をショートステイさせる時から、それまで私がやる!と言って全て主導でやっていた義妹が、私に第一連絡先になってくれなどと言い出して、私がキーパーソンになってしまった。

 

包括センターとどう話がなっているのかも、来ていた訪問介護の人もどういう事をしているのかもわからないまま。

要は、何もわからず状態。

 

夫にそれを言ったら「隣に住んでるんだから当たり前だ!」と。

 

いきなり丸投げだよ?

いや、実子はあんただよ?←もう少しで言いそうだった。

 

(この時点で実家の母は2度の入院後、胆嚢摘出も、肺ガンの事もまた検査し直しとか私も何かと気忙しかった)

 

ショートステイに入れるときの大騒ぎはまたあとでだけれども。

 

 

 

デイサービスの契約日をケアマネから聞かれ、私がキーパーソンになっちゃってるんだから、義妹の都合だなんだを聞いてまた折り返し連絡とかめんどくせーと思って、自分の都合のいい日を連絡。

義妹は、私は自分の病院があるから…と。

 

はいはい。

 

そして当日。

ケアマネの計画は、契約は水曜日にして、そのままデイサービスに行って貰う。

 

何しろ、見学には行ったが義母が素直に行くとは思えず。ショートステイのあの悪夢。

 

だからそのまま行かせようと。

 

 

契約したら行くからねお義母さん、ズボン履いてね。

と言ったら義母は「ああ、あそこね。解った」

私は騙し討ちはしていない。

 

実際、見学した時はとても楽しそうだったし。

 

さて、契約。

 

ケアマネとAの所長さん(女性)と、Bの男性(所長さんは都合悪くてと)

 

沢山の書類にサインと押印、割り印もして…。

 

Bの持ち物の用紙を凝視する義母。

 

(後で気がついたが、これにはショートの時の持ち物も書いてあった。もしかしたら、義母はまたショートと勘違いした可能性がある)

 

Bのお迎えの車が来た。

「行かない!行きたくないっ!!

そんなに私が邪魔?!

用事があるの!!しなきゃいけないことがあるの!!」

エンドレスリピート。

 

ケアマネが、

用事は後でやりましょう。

この間、楽しかったじゃないですか。

 

聞く耳持たず。

 

お義母さん、行かないと私泣いちゃうよ。

 

一瞬義母は怯んだけど、

 

「行かないっ!!」

 

「お友達と約束してるの!!」

 

お友達ってだぁれ?

 

「あっちに書いてある」

 

そう、じゃあ私が連絡しておくわね。

 

「もう家を出ちゃってるわよ!」

 

電話するから大丈夫よ〜。

 

「電話なんか持ってないわよ!」

 

お義母さん、今は皆スマホ持ってるから大丈夫よ〜。

 

ふんっ!!と言って義母は靴を履いてBの人とケアマネと外に出た。

 

 

と、思ったら、また入ってきて、座敷に座ってる義父に

「なんなのよっ!!何してるのよっ!!」

 

そう叫んで外に出て車に乗って出発した。

 

 

そう。その大騒ぎの間。義父は何もせず何も言わず他人事のように座っていただけ。

 

義母が出かけたあと、Aの施設長さんから「お嫁さん、優しいですね。」などと言われ驚いた私。

いやいや、私、キツイですよー。

 

ケアマネも車を見送って戻ってきたけれど、義父は迷惑かけたとも何もなし。

私がひたすら申し訳ないですと謝った。

 

 

義父は、Aに通うことについて

意義はあるのかとか、何故行かなければいけないのかとか、食い下がっていて。

 

あー。行きたくないのね。と、思った。

 

 

でもね、午後から行くんだよー。

 

 

ケアマネが話を変えて、何かスポーツやってらっしゃったんですか?

と、話を振って、早稲田卒だ野球をやっていたけどラクビーはよく見る。と自慢話が始まった。

 

 

ケアマネとAの施設長さんが後でお迎えに参りますと帰って行った。

 

 

お義父さん、お迎え来ますからお昼食べて用意しておいてくださいね。

私は帰ります。

 

 

義父、お迎えが来たら出かけた。夕方4時頃帰宅。

 

義母は5時半過ぎ。

でも、すこぶる上機嫌。

「あのね、この人(ドライバーさん)凄く良い人なの、脚のマッサージ気持ちよかったのよ!」と。

 

あの大騒ぎなんだったの。

 

 

そして、金曜日。

義母、午後からリハビリデイB

 

時間の15分くらい前に隣に行って、準備しているか確認。

きちんと行く用意をしていた。  

 

 

が、

 

「あんな所行ってもね、つまんない体操するだけなのよ。」

 

そうなの?

 

「○○(夫の名)に聞いてご覧なさい。あの子もいたのよ。」

 

義妹も私もいたのに消去されてるw

 

「馬鹿みたいな体操よ。ラジオ体操より簡単なの。

あそこね、私、外を歩いていて見つけたの、そしたら○○が居たのよ。聞いてご覧なさい。」

 

記憶が捏造されてるw

 

「ねぇ、行かなきゃだめ?」

 

お迎え来ますからねぇ。

 

この話、はじめの方のやり取りからリピートの嵐。

ぐるぐる回る山手線。

 

 

「車、来なかったら行かなくてもいいわよね!」

これは、ダイニングに居る義父に。(義母と私は座敷)

 

義父「ああ!来なかったら行かなくていい!」

 

義母「車が来たら行くの?」

 

義父「行けば良いんだよ!!」と、大声。

 

なんだぃあの言い方。

とは、思ったけどスルー。

 

 

お迎えの車が来たら、あんなにブーブー言ってた癖にすんなりと車に乗って行った義母。

 

 

送り出し?私だけ。

 

 

 

Bほど上機嫌ではなかったけど、ちゃんと施設の人にありがとうと挨拶した義母。

 

 

これで上手く行くかなと思った。   

 

 

でも。