戦いの野に花束を

介護?の話しや愚痴満載毒吐きの独り言 時々ハンクラ

実家2日目

朝、

母はいつものように父にお粥さんを炊いていた。

その間に私たちはかんたんにトースト。

 

父が「何食べた?」

パンと答えたら「パンにしようかな」

母がお粥さん炊いてると言ったら「それなら粥でいいよ。」と。

でも母が「パンが良いならお粥は私がお昼に食べるわよ。」

「そこまでしなくていい」と、父。

母、せっかく好きなもの食べさせてあげようと思ってるのにと不満。

父が「(お粥の他におかず)なにかありますか?」

その言い方も母は面白くない。

何かありますか?って何時でも何か用意しておくの大変なの。

用意してもそれは要らないあれは要らないって。と。

 

結局、かつをの生節の小さいのを削っておかずにした。

 

もう、母は相当ストレス。

 

 

母が何時もかかっている医院にそろそろお薬をもらう時期なので、私が順番取りにまず行った。

今日は午後から父の訪問診療なので弟嫁さんも来てくれる。

 

コロナなんかどこ吹く風で高齢者の社交場のような待合室。

 

高齢者ってマスクしてるよねー。持ってるよねー。

 

母も少しばかり在庫はあるが、普段は手作りのガーゼマスク。

 

(私は布マスクだよー。不織布の接着芯を貼ってるので結構フィルター作用あるようです。

ティッシュやキッチンペーパーを挟むと息苦しいw)

 

でも、マスクしてても鼻が出てたり口がでてたりして喋ってんなよなー!で、ある。

 

それは置いといて。

 

受付の人が

『特に変わったことのない方は処方箋のみでお薬を出しますので申し出てください』と、アナウンス。

 

母も処方箋のみでお願いした。

 

それでも小一時間待った。

 

その間、

 

お父さんがパンが良いと言ってもお粥さん炊いてたら、そう言えばいいの。

お父さんだって、お母さんに冷えたお粥さん食べさせたいなんて思ってないから「いい」って言うのよ。

だから、それならお昼はパンにする?って聞けばいいよ。

「他に何かありますか。」って聞かれたら

アジの干物ならあるよとかで良いよ。 

毎日の事だからね。要望に応えられなくて当たり前。

 

お母さんは色々しなきゃいけないって思うから気がそぞろになっちゃうのは仕方ないの。

 

 

処方箋を貰ってからコンビニで父が食べたかったパン(サンドイッチ)を買った。

お昼は皆サンドイッチね。

 

 

午後、訪問診療のお医者さんが来た。

私は始めましてのご挨拶。

 

父、腹水を抜いてもらった。

先生と看護師さん。+弟嫁さん。

 

私と母は見てるだけ。

 

腹水ってあんな色なんだとか、ポータブルのエコーの機械もあるんだと思って見ていた。

 

腹水はポタポタと抜けるようにして、あとの処置は弟嫁さんがしてくれることになって。

 

先生を見送りに玄関。

 

『大変でしょう。とうですか?』と聞かれたので

「いやぁ、母は限界です。疲れてます。」と。

先生も緩和ケアや療養型はどうですかねぇと。

ただ、父がそれを得心するかどうか。と、お話ししたら

「頭が明晰でクリアですからねぇ」と。

 

処置してもらった父の薬と午前中の母の薬を弟嫁さんが車で取りに行くと言っていたら弟がこれから帰るよと連絡してきたそうで。

もう4時半。

父が、弟に来てもらってご飯食べようと。

鮨買ってきてくれ。って。

またお寿司ですか…。

まぁ皆で食べたいのよね。と、弟嫁さんと私で出かけた。

 

車の中で母もう相当疲れてるよ。

と、話した。

やっぱり、父の意識がクリアな事がネックというか、

今の状態で緩和ケアとかはお父さんが承知しないでしょと。

 

母にしたら、コロナがあるからと自宅にしたけれど、私はそんなこと望んでない。気が休まらない。なんだもんね。

父に痛みが出てきたら、麻薬を使って眠ってる事が多くなると。

 

私は、父というか、母が壊れないかと心配。

私が来ることで二人ともが、気が休まるならそれで良いけれど。

でもねぇ。

娘のこともある。

また毎週だと娘がねぇ。

 

弟も毎週末来てるし、弟嫁さんも休みの日は来てるし、皆が倒れてしまうと母は思ってるし。

 

確かに院内感染のリスクはあるしね。

 

お寿司を皆で食べて、弟達は帰った。 

弟嫁さんはオムツも変えてくれた。

遅くまでありがとうだ。

 

 

父、尿意はない模様。

オシッコがどれくらい出てるか自分で解らないようだし、便も出たか出ないか解らない。

開けてみなけりゃ解らない。

 

オシッコ出なくなったらもう…。なんだけれどね。

 

 

さっき、午後9時過ぎに、便が出そうと言って母を呼んでいたのが聞こえて私も行ったけれど空振りだった。

 

明日、私が帰るまでに出るかしら。