長いわ。
その前に訂正。
先日。義ママンの靴を入れたゴミ袋。45ℓ3袋と書いていたけれど、4袋\(^^)/
そーなの。あと1袋、隣の玄関の三和土に鎮座ましましている。
またゴミの日に出すわ。ここは可燃ごみは週に2回なんだよぅ。
(実家は週に3回)
これからイメルダ義ママンと呼ぼうかしら。長いな。
うちは物が多い、捨てないと言う夫だけれど、義ママンも相当なもんだと。
でも。夫が言うにはお嬢様だったからだって。
せやけどな、どれもこれも仕立ては良くても古い洋服や靴ばかりだよ?家を建て替える時にも捨てないでいて、天袋に隠したり下駄箱占領してたんやんと言いたかったが飲み込んで、お腹ポンプクリンですわ私w
それを片っ端から捨てようとしている嫁は私です。
今日は、潰した靴箱を資源ごみに出したわよ。
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さて本題。
実家のすぐ近く、ご主人が父と同じ会社だったお宅。
奥さんは母より5つくらい若い。お子さんは3人で男女女。
長男さんが私より5つ6つ下だと思う。
ご近所なので母親同士のお付き合いはあるし、うちが帰省するときは新聞をとっておいてもらったり、あちらが帰省する時は同じように新聞を取っておくなんていう感じ。
(昨日の幼馴染のお家はもう少し離れている。徒歩3分くらい。)
奥さんが軽い脳梗塞を患って、大したことはなかったそうだけれど、
認知症の症状が出てきていると聞いたのが父の具合が悪くなった頃だった。
ご主人が、もしかしたらおかしなことを話にくるかもしれませんがと事情を話しにこられて母も驚いていた。
回覧板を持ってきたら立ち話をするものね。昔からよく来て喋ってたし。
去年くらいから奥さんの認知症の症状も進んできたようで、偶にうちに来ては「なんだかね。私オタマおかしくなってて・・」と母に話していたそうだ。
義ママンも、なんで私こんなんなっちゃったんだろう、馬鹿になっちゃたの、と、私によく言っていた。
私が実家に帰った時も、時折介護施設の車が停まっているのを見かけていた。
一番上の長男は結婚をしているが仕事の関係で関西に住んでいる。あまり帰ってこないそうだ。
妹2人はそれぞれ結婚している。近くではないが(車で1時間以上かかる)時々帰ってきて親の面倒を見ているという話だった。
奥さんの認知症の症状が進むにつれ、デイサービス等のサービスも受けていたようだった。
去年の終わりか今年の初めか、その奥さんに病気がみつかったとかいうことで治療のために入院とあいなった。
コロナ禍でもちろん面会はできない。
コロナ禍の入院でよくある話で、認知症はもちろん進んでしまったそうで、在宅での介護は無理ということになり、
ロング&ショートを利用していたそうだった。
月末に奥さんが一時帰宅する時は、お嬢さんが来て介護を手伝っていたという。
もうご主人1人では手に余ったのだろう。
月末に一泊か二泊自宅にいて、またショートに行くわけだけれど、行くのを嫌がるという話だった。
そりゃぁ娘が来てくれていたら行きたくないと思うだろう。
それで、毎月、ショートに行く前には母に「行ってきます」と、挨拶にくるようになったという。
母にしてみたら、毎月毎月こられてもなぁ・・・なのではあるが、
それで奥さんの気がすんで、ショートにいかれるなら人助けだわねぇなどと話をしていた。
そしてついに施設が決まったという。
そこにはそれこそ、本人の希望はない。
でも、それでいいと思う。
介護される人の尊厳や、気持ちを大事にしましょうという場合が多いけれど、
介護している人の人権や尊厳はどうなんだろう。
身も心もボロボロになっている人も多い。
そりゃぁ、親のためだから自分がやるのは当たり前で、辛いこともあるけれど大丈夫。
という人もいるだろう。
大丈夫な人はそうすればいい。
でも、そうではない人は、自分がボロボロになって相手を憎むようになる前に手を離していいと私は思う。
私はね。
介護は人それぞれ。
自分は頑張ったんだから、他の人も頑張らないとおかしい。
と、思うのもおかしな話。
痛みだって、10の痛みを我慢できる人と、5までは我慢できる人がいるでしょう。1じゃないとダメな人もいる。
もっと言えば、辛さの程度だって10で平気な人もいれば3じゃないと食べられない人もいる。
介護だってそう。ここまで皆やらないとダメ、などという線引きはない。
介護者に対する愛情や感情、自分の身体や心の問題。それは一括りにはできないのだ。
施設に入れたらかわいそうなんて他人様がいう事じゃない。
自分が在宅で見ているからと施設に入れた人を非難するのもお門違いだと思う。
高校の時の友人から喪中ハガキが届いた。
亡くなられたのはご主人のお母さん。彼女にとっては義理のお母さんでお姑さんだ。97歳だったそうだ。
「もう少しで100歳だったのに残念で仕方ありません。」と、添え書きがしてあった。
残念・・か。そう言える関係だったんだろうなぁ。と、思った。
私は多分、ホッとするな。