戦いの野に花束を

介護?の話しや愚痴満載毒吐きの独り言 時々ハンクラ

うへえ

テレワークから帰宅した夫が、

「明日、妹来るってよ。」

 

『明日。水曜日だよ。』

そりゃ、毎週末の休みに来られて辟易していたことは確かだし、平日に来たら良いのにとも思ったけれどね。でもさ、明日ってさ。

明日は娘と隣のキッチンの片付けをするつもりだった。

今日は夫がそのキッチンでテレワークをしていたし、通所から帰宅後は娘も疲れているから出来なかったのだ。

 

 

「キッチンのものを和室に移動させましょうか、だって。もう持って帰りたいものはないそうだけど。」

『明日は、娘とキッチンの吊り戸棚の片付けをしようと思ってるんだけど。いっぱい保存容器が並んでるでしょ。』

「あーー・・・。あれ、もう色変わっちゃってて汚くなってるよな。」

 

夫は義妹に移動はこっちでするから大丈夫。無理しないで良いとLINEを返していた。

 

ここで初めて、LINEが来ていたことを知った私だ。

(夕飯のことをしていたから気が付かないのは当たり前だけれど。)

 

明日は娘と2人で片付けをするので大丈夫だと返事をしたところ、

「毎日は大変ですよ。週末は用事があって行かれないけれど、明日明後日は大丈夫なのでいつでも呼んで下さい。」と、返事が来た。

 

 

いやもう。欲しいもの、持って帰るものがないのならば来なくて良いです、というのが本音。

(まだ食器が段ボールに入っているからそれを義妹宅に運ばなければいけないのだが。)

 

義妹が欲しいものがないのなら、後はもう殆どの物は捨てるだけなのだ。

 

欲しいものを持っていってくれと再三言っていたのにそれをしないから、捨てられなかったのだ。

 

そりゃぁ、キッチンの細々した消耗品や、なんで取ってあるんだー、なんてものは捨てても良かったのだろうけれど。

 

触ることも憚られた。

 

空っぽになった引き出しを見て、何か大事なものが入っていたんじゃないかと(捨てて良いものの下に隠れてたかもとか)思うかもしれない。

そういうことは存外あることなのだ。

恐らく、義妹はどこに何が入っているかは把握していたかとは思うけれど。

 

実際。

玄関の飾り棚のカトラリーが入っている引き出しの奥に、我が家の鍵が隠されたいたのを娘が発見した。

ミッキーマウスのキーホルダーが付いたその鍵は、私がギジに預けていたものである。

 

義妹にしたら、こんなことじゃ全部終わらない。お義姉さんは何もしていないから私がやらないと。だったのか、

それとも、親の不要なものが沢山あるのにお義姉さんにやらせるのは悪いと思ってきてくれていたのか、

それは解らない。

 

でも「もう欲しいものはありません。お手伝いが必要な時は呼んでください。」

で、OKなのだ。私はその方が気が楽だ。

 

来てくれることで私は自分のペースで出来ないし、この間も書いたように、飾ってあるもので捨ててしまいたいものが沢山あるけれど、

義妹にしたら想い出だったり、お母さんの・・だったりしたら悪いと思って処分できないのだ。

 

 

欲しいものだけ持っていって、あとの処分は全部丸投げと思う人もいるのかもしれない。

義妹はそれが心配だったのかもしれないが…。

けれど、私は勝手に捨てたいのだ。

 

 

義妹は、義ママンの下着の処分はしなかった。それが不思議だったけれど。どこにあるかは知っていたはずだ。

義ママンのショートや入院の用意は義妹がやったのだから。

義妹は来た時に他のものはゴミ袋に入れていて処分してくださいと言っていたのに、整理箪笥の中は触らなかった。

もう我慢できなかったので、夫が居る前で私が処分した。

私なら、母の下着の処分は一番初めに自分でやりたいけれどな。

 

 

今日は、私は通所の送迎から帰ってから、隣の2階の二竿ある和箪笥の古い方の着物を全部出した。

羽織ばかりが沢山あった。

義妹はシミがあるものばかりと言っていたが、確かに古くて生地自体が解れかけているものもあったけれど、そこまで汚くはなかったし。

絽?なのかなと思うものや、凄く好みな綺麗な着物。小紋?なのかなと思うものもあった。

 

2回全部見たけれど要らない。と義妹は言っていて、幾つかは持ち帰っていたからもう良いのだろうけれど。

本当に見たのかな・・。

 

いや、私は着物は着られないのだけれど。(着付けを習いたいとは思うのだが。)

 

道行コートは要らないなぁと避けたけれど、他はとりあえず保留w

 

私の箪笥かクローゼットに入れておいて考える。

リサイクルショップに持って行くのもありだし。

 

まだ和箪笥は一竿ある。

兎も角、空っぽにすることがミッションだ。

 

下の和室の押し入れに雛人形を今年から仕舞わなくてはいけないので、そこの片付けもした。

 

義妹は多分来ない。

これで来たら、ちょっと…である。

来たいのか、親切で言ってくれているのか私には分からない。

 

毎週来てくれたから随分片付きました、ありがとうございます。

と、お礼を言ったことは言うまでもない。

実際捗った事は間違いないのだから。

 

ただね。来られると、気持ちがね、落ち着かないのだよ。

 

 

週末も来ないとなると、もうどんどん色々捨てても良いだろうな。