戦いの野に花束を

介護?の話しや愚痴満載毒吐きの独り言 時々ハンクラ

施設の見学

義母の施設の見学。

 

義妹もやってきて、紹介センターの担当者さんの車で出発。

 

車に向かって歩きつつ義妹が

「(お父さん)雨だから辞めるって言ってたけどきいた?」

「うん。」

『雨って…降ることくらい解ってるでしょうよ。』

「言い訳だよ。」と、夫。

 

それならなんで、今日の宅食を断ったん?

 

車に乗り込んでから「今日の宅食断ったって聞いた?」と義妹に言われたので

『午前中にスーパーに行って焼き鳥買って届けといた。」と、話した。

「えー。買ってきてくれたんだー。」だって。

 

人様の車に載せてもらっているのであまり無駄話もあれなので、ほぼ無言での車内。

 

今日の見学は2箇所。

どちらもこのご時世なので中の見学は出来ない、ただ、施設の人の説明は聞けるという。

 

1軒目。

 

以前会社の独身寮だった建物を老人ホームに改修したという建物でマンションのような造り。

 

どうもセンターとの話がきちんと出来ていなかったようで、

ずっと見守りが必要な義母のような認知症の人を診るためのフロアに空きがないと。

空きがあるのは自立している人のフロアなのだそうで。

センターの担当者さんは車の移動のために席を外していた。

施設のケアマネジャーさんは

「ずっと見守りが必要というお話は伺っていなかったです。なぜでしょうか。」と、センターの人と話したのは別のケアマネジャーさんだったそうだが…。

うーん。

最も、この施設を紹介してもらってからかなり日にちが経っていて、義母の様子も進んでいる事は確か。

そこは私が伝えた。

そんな状況では、お願いできることはないなと思ったけれど、

何か聞きたいことはと聞かれたので、

おむつ代や光熱費、他にかかる費用などは聞いた。(私が)

もし、ここにお願いしたければ、空きが出たときに連絡をしてもらう事も出来るが、待っている間どうするか?

私は、ショートで繋ぐかねぇ。

夫は精神病院。

センターの人は、もっと遠い所を探すか、少し高くても何処かに入って、ここの空きを待つか…と。

絶対ココではないしね。

一応申し込んでおいて空いたら‥という予約のようなことはしていないということなので望み薄。

 

次の施設に移動。

センターの人は其方も望み薄という話し。

1部屋しか空いていないと。

まぁ、話だけでもと。

 

此方も、会社の独身寮を改修したという建物。

もう、入居前提での説明がどんどん進んだ。

費用は良心的。

義母の介護認定証や保険証、負担額の証明書。一式持参していたので確認も。

また、義母の認知症のテスト結果や医師からのだいたいの話、薬の事。ほぼほぼ私が話した。

夫、血圧の薬とか言うし…。

『血圧の薬は飲んでません。糖尿とコレステロールのお薬を飲んでいましたが、今現在食事がキチンと採れない、低血糖の恐れもあるという事で何方のお薬も中止しているそうです。ただ、食事は自分で食べることはできていてその点は自立しているそうです。』

と、お話しした。

施設の担当の方は、ほぼ私の方を向いて説明…。

病院とは違うので拘束はできません。

それなので、転倒してしまうこともあります。と。

 

それもう、仕方ないというとなんですが…仕方ないと私は思います。と、ハッキリ言ってしまったw

 

何処だって、ずーっと付きっきりという訳にはいかない。

 

希望させるなら申込みをと言われた。夫も義妹も頷くので書きましたよ。

キーパーソンは夫。

第一連絡先も夫。

第二連絡先は義妹。

私は三番目にした。

 

義母のことを色々聞かれ、

ご主人様は…死別されたんですか?と。

 

そう思うわねw

 

『元気です。』

「独りで料理したりして暮らしてます。でも高齢なんでそろそろ色々危なくて。」

 

義妹は、義母が騒ぐのは寂しいからではないか、個室ではない方が等と言っていたが、

やはり、騒ぐ場合は個室が良いと言われていた。

前もお母さんは個室は寂しいと思う等と言ってたなぁ。

 

此処はお部屋にトイレはない。

認知症の人は不潔行為をしてしまうことがあるのでと言いにくそうに言っていた。

私は察したけれど…。

あとで、その事は夫には話した。

 

まぁ義母の場合、勝手にトイレに行ってしまう事がリスクでもあるので部屋にトイレはない方が良いと思う。

 

人工骨頭のことも私が言ったな。

 

なんだか、ほぼ私が質問したり、答えてた。

 

行ってよかったかも。

 

行かなかったら

『これも聞いてないの?!それも聞かなかったの?!』となっていたかもw

自分の疑問点は聞けたからスッキリした。

 

あとは、書類を病院に書いてもらって、施設の人が義母本人の意思確認と…。

 

「入りません!家に帰ります!」

「どうしてそんな所に行くの!!」

 

って言うよね…と。後から義妹と話したら夫が

「そんなことは施設の人も分かってるだろ。」と。

 

帰宅願望が強いこと、自分が骨折した事も忘れているという事は夫が話していた。

 

義母自身の家族構成。

何人兄弟かとか。

夫も義妹もよくわかってなくて驚いた。

 

私は知らんがな。

 

そういう兄弟の話しから親しく話が出来るようになる事が多いので大切な情報なのだそうだ。

 

夫や子供の事は忘れても、自分の親兄弟の事は覚えていると。

 

私は母の兄弟姉妹も、父の兄弟も解ってるけど。順番も。

でも、弟はどうだろう。

 

 

先方も前向きに受け入れを考えてくださっているようだし、

無事に入居できると良いなと思う。

 

帰りは最寄り駅まで送ってもらい、電車で帰宅。

 

あー、疲れた。