戦いの野に花束を

介護?の話しや愚痴満載毒吐きの独り言 時々ハンクラ

帰宅

葬儀。

終わりました。

 

義母はお骨になって半年ぶりに帰宅。

 

 

しかし。

 

 

義父は怪しい。

というか、変。

 

 

葬儀の前に司会の人(家族装なのにもれなく付いてくる司会)との打合せの最中にいきなり席を立って離席する義父。

司会の人も目が点。

トイレ?と、思ったらおトイレだったんだけれど、

ちょっと失礼しますくらい言わないのかい。

 

大きい方がしたくなって行ったってことなんだけど、悪いなんて1ミリたりとも思ってない。

 

あ。また、注意するの忘れた。

 

というか、子供かよ!!!

 

義妹が、

義父の入院手術をキャンセルしたから

またデイサービスを再開するか聞いたら

「暫くは行く気にならないから当分休む。」

当分て。

手術はどうする?と聞けば、

四十九日までしない。って。

 

夫が、そんなに待ってたら年末になるかもしれないぞ!と。

 

 

そして、

 

葬儀が始まる前に着席したら、

 

夫が「え?数珠忘れたの!?」

 

義父、お数珠を忘れてきたと…。

 

喪主がお数珠ないなんてカッコつかないやん。

 

お祖父さんが檀家総代だったとか、自慢しててなんなん。

 

 

じゃーん。

 

あたくし、

 

予備のお数珠を持っておりました。

 

ま、毎回、予備に1つ持っていくのだけど(何故か)

 

前回、父の時に

息子はお数珠は持っていると言っていたけれど、お祖父ちゃんが買ってくれたお数珠だから(我が家のは全部父が買ってくれたもの)

良いものだよと息子にあげた。

 

 

で。何故かもう1つ余分にお数珠があるので。

夫がどちらか好きな方を使えばいいと持って行っていたので夫用に2つ持参していたわけ。

 

私、えらーい!!!w

 

棺にお花を入れることは義父はどんどんやっていたけれど、決して義母には触れない。

荼毘に付す前の最期のお別れも

「もう、沢山の顔を見たから見なくていい。」と言って椅子に座ったまま。

 

火葬の間。 

「終わったらセレモニーホールに戻って、初七日するんだよな。」と。

『初七日は、さっき2度目のお焼香をしたときにしたんですよ。戻ったらお食事が精進おと‥』優しくいって差し上げていたのに、

私の言葉が終わらないうちに

「あー!そーか!そーか!」

聞けよ最後まで!!

 

それもさ。

初日の打合せでも話したし、昨日も聞いてきたから話したし、朝行くときも話したよ?

 

 

精進落しのお料理も、八割方食べたという。

麦酒たくさん飲んでたし。

よく食べるわ義父。

 

その間、

遺影の小さい写真はどうした?何処だと何度も聞いていて、流石に義妹の旦那さんが笑ってた。

 

帰宅したら葬儀社の人が四十九日まで飾る祭壇の設営をしてくれた。

 

義父はなんだか神妙にしていたけど、

 

位牌の話になって、家でも‥と営業が始まったら「あー、はいはい、それじゃあ。」とか言うので

 

よく考えましょうと、私。

のわーるのお父さんのも作ってるからそっちで頼んでもいいぞと夫。(葬儀社の人わけわかんなかっただろうな)

 

どうせ、作りに行くのは私達。

 

後で

『お位牌って、他のお位牌と釣り合いが取れるように作るものなんですって』と、言ったら納得していたけれど、

おじいさんやおばあさんの位牌は何処で作ったんですか?と聞いたら覚えてないって。

百貨店だと思うと。

でも、夫に聞いたら仏壇屋だったと思うって。

ま、ええねん。

 

明日、大学病院に手術のことを相談すると夫が言うので

『お義父さんは、すぐにでも手術ができるなら、早くしても良いの?もう少し待ちたいですか?』と聞いてみた。

早くしたいって。

 

あれ?午前中はちがったよね😅

 

ま、いいや。

 

 

義母のお茶碗とお湯のみ。

 

祭壇に飾って、毎日お茶とご飯を供えると言う義父。

 

『あら、それは良いですね。お義父さん、ここでお義母さんとご飯を召し上がったら?』

 

と、今日だけは、やけに言葉使いが丁寧で優しい嫁でした。