戦いの野に花束を

介護?の話しや愚痴満載毒吐きの独り言 時々ハンクラ

そんな事を言われても

欲しいカメラがある夫、まず実機を触ってみたいから出かけるというのでお決まりの、お供しましょうワンワンワン。勿論、きびだんご付きである。(出かけようって言うんだもん)

 

その前に、夫はギジ宅の冷蔵庫チェックをした。

ドーナッツが3つばかり冷蔵庫にあったという。

昨日、デイから帰宅したあとに手ぶらで出かけて、白いレジ袋を下げて帰ってきたと娘が言っていたので、コンビニにでも行って買ってきたのか‥。夫も私も全然気が付かなかったのだが。

 

ラーメン(生麺)を買ってきて欲しいと言われたそうだ。

 

夫が色々と棚やら何やらを開けたら、ヒガシマルうどんスープの箱だけあったという。

また買いたかったから箱を取ってあったのかなと言うので、それならおうどんと一緒に買えばいいでしょうと言った。

また欲しいなら言ってくれたらいいけれど、忘れるのかもしれないし。

どの売り場にあるのかも見つけられないのかもしれない。

たいてい、麺つゆを売っている場所なんだけどな。

 

買ったのは随分前だよ?

 


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〈コロッケ定食〉

 

 

地元の駅のご飯屋さんでお昼を食べている時に、スマホに義妹からLINE。

 

夫が、ギジ宅の冷蔵庫チェックをした事と、ラーメンを買ってきてくれと頼まれた事を家を出る前にグループLINEにポストしていたので返事だと思った。確かに、何時もありがとうございます。と、書いてあったが、続きがあった。

 

「施設の話をした時に、納得はしているようで、でもこの家を離れるのは寂しいらしい。
当然だけど。
この家を手に入れた経緯を思うと心の中では残念と言うか寂しさがあるようですね。
近所の○○さんを含め、お母さんにも協力してもらって家を建てたことなど話してました。
私も今後まだ動けるように治療していきます。」

 

なんで?そんな事を態々言う…。

 

今後動けるように治療していきますって、自分が動いて通って来るからリフォームも何もかも辞めろと?

(義妹は膝が悪い。軟骨がすり減っていて水が溜まる)

まるで、高齢者住宅は可哀想だからやめてあげようよと言っているように聞こえてしまう。

うん。私の被害妄想かもしれないね。

 

もうリフォームをしなければ家もガタが来ている状態。ギジ宅も同じだ。

息子の人生設計もある。

 

夫もそのLINEを読んでそのまま既読スルー。

(尤も、個人的に返事はしたかもしれないけれど)

『そんな事を言われてもねぇ…。』と、私がため息まじりに言うと

「普段見てないからそんな事を言うんだよ。ばーちゃんの時だって、ばーちゃんがおじさんや親戚に自分は情けないとか、酷いとか言ってお袋も随分いわれたけど、叔父さんとこで1週間面倒みて無理って言ったんだからさ。」

 

偶に来て、ちょっと話したり見るのと、毎週買い物の心配や日々の見守りをしてるのとは違うのだよね。

 

『寝たきりにでもなったら、ずっと隣で寝起きしないと駄目なんだよ?夜中にだってトイレだとか出ちゃったとか、喉が渇いたとかって呼ばれるんだから』

 

ご飯作って食べさすだけが介護じゃない。

 

父の介護をしていた母がどれだけたいへんだったか。

私は月に何度か手伝いに行っだだけだったが大変だった。

母は半年以上24時間付きっきりだった。

 

義妹は、自分が治療してもっと動けるようになったら引取って面倒みてくれるの?

 

言っちゃ悪いが、そういう介護をしたことが無い義妹にはどれだけ大変かわかる筈がない。

それは、夫も同じだ。

 

 

そう、夫が言うように、普段見てないから可哀想と言うのだろうな。

 

家の事も、○○さんは近所に住んでいたギジの大学時代の友人(故人)で、確かに此処に土地を買ったのはその人にお世話になったという事だが、義ママンが嫁ぐ前の話。

今の2世帯に建て替えた時はギジの友人は関係ない。

夫に、お義母さんが協力したの?と、聞いたところ「そんな事はないよ。はじめの家も昭和22年とかだよ?お袋もは嫁に来る前だよ。」

建て替えたこの家、ローンを払っていたのは夫だものね。

混乱してるのかなぁと言っておいたが、ギジの都合の良い作話だろう。

 

義妹は相変わらず、お父さんが話すことは本当だと思っているのだろう。

こういう事も、偶にしかこないし、来てもたかだか2時間かそこいらの滞在時間なのだから仕方ないのかもしれない。

 

 

夫はギジと毎週話をして関わることで現実がわかってきた。

本当に良かったと思う。

 

私がいくら言ったところで、また悪い方に考えてるとかそんな筈はない、と、前のように言われたのだろうから。

 

 

息子は一旦引っ越して彼女と同棲するという。

もっと早く決断してリフォームに動いていたら、息子だって無駄な引っ越しはしなくて済んだかもしれないのだ。

 

娘だってギジが重荷なのだ、今も夜遅くに物音がするとか、気になって気が休まらないのだ。

 

申し訳ないが、私はギジより自分の子供が大切だ。

 

義妹からそんなLINEがきたことで、食べていないレンチンのお魚の温め方を帰宅したらメモ書きしようかと思ったけれど辞めた。

 

親切にすればギジは居心地良くなってしまうよね?と、黒のわーるが顔を出す。

 

ありとあらゆる事で、此方でお膳立てをしてあげるか、こっちで手配してしまわないと今のギジは何もできなくなっている。

カレンダーに書いてある予定も、2階にいれば覚えていない。カレンダーを見なければわからない。見ても忘れてしまう事も多い。

 

食べることはできるけれど。

話すことは取り繕いと作話だし。

 

 

 

電車に乗って新宿まで出て、カメラを見たり、ウロウロして、

きびだんご…ではなく、スイーツを食べて、その後デパ地下で娘にお土産のケーキを買った。

 


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フルーツてんこ盛りでプリンが見えないプリンアラモードはとても美味しかった(๑>؂<๑)۶

 

 

 

帰りに最寄り駅のスーパーで、2食入のラーメン2袋と、3食パックのお饂飩と、ヒガシマルうどんスープを買った。

夫に、うどんスープの場所を教えておいた。

だいたいね、麺つゆを売ってる棚の上の方にひっそりあるのよ。

 

 

帰宅して、夫がギジに買ってきたものを渡したら、ヒガシマルうどんスープを見て、これだ!これだ!と、言っていたという。

だからさ、1言、あれは美味しかった、また買ってきてくれと言えばいいんだよ?

忘れるのかもしれないが。

 

4時頃だったのに、もう飲み始めていて、レンチンのお魚を食べていたそうである。

面倒でも袋の裏を読んで温められたならそれで良しだ。

 

来週の選挙も、夫が投票に行くかと聞いたら行くと言っていたそうだが、もう何年も行っていない。

 

投票所は徒歩3分の場所だから例え認知症の義ママンが居ても行かれる(義ママンを置いて買い物には出かけていたし)のに行っていなかったし、

その前から行っていない。

夫は行くときに声をかけると言っていた。

行こうと言えば行くのだろうか。