戦いの野に花束を

介護?の話しや愚痴満載毒吐きの独り言 時々ハンクラ

気がかりを探すのかな

例によって、午後6時頃に義妹からLINE。

 

義妹「今お父さんに電話した。明日から朝食もお願いしてあるって。
朝昼夕、食堂ですって。
朝のパンを買い物で買いだめするのも大変だからと言っていたが…散歩は週3回ほど駅のほうまで行ってると。
施設での体操とかは参加してないらしい。

しばらくサ高住での生活の様子を見てると言ってました。

まだ決心してないのか?」

 

夫「朝食も頼んでみたら、と勧めておいたけど、ヤッパリ頼んだほうが楽なんだな。
ただ、買い物も行かなくなると足腰がどんどん弱くなる。」

 

義妹「スーパーの買い物もお酒やつまみは買うかもしれないけどめんどくさいのかと思った。
だから散歩は?と聞いてみたんだけどね。」

 

 

私は、絶賛夕食の支度中だったので、落ち着いてから返事をした。

 

義妹が言う「まだ決心していないのか。」は、[サ高住での生活の様子を見る]とギジが言っていることに対してだとしたら、

サ高住で暮らすことを決心していないのかと思っているのかもしれない。

が、

それなら、朝食も頼むということはなかろう。  

 

いつもいつも、今までのケアマネも義妹も、やれ散歩に行けだとか、運動しないと寝たきりになるからデイに行け、と何時も言うことはギジも解っているから、買い物ではなく、散歩に行っているというのだろう。

 

『サ高住での生活の様子を見るというのは、様子を見て体操などに参加するという意味ではないかと思う。 

お酒やおつまみを買いに行かなければいけないのだから、お買い物に行くだけでも上等だと思います。

朝ごはんも、サ高住のメニューを見れば、菓子パンを食べるのも味気ないと思うのではないかな。

食事も口に合うから朝食も頼むのだと思うし、自分で頼めたならコミュニケーションも取れているということではないかなと思います。』と、

楽観的に返事をした。

 

沢山は食べられないから朝食は自分でパンを買ってきて食べる。

頼むのは昼と夜だけで良いと言ったのはギジ本人である。 

入居したときに、なんとなくではあるが、朝も頼みたいのかなと感じたので

『朝ご飯も食堂に頼めるのよ。』と、言ったところ

「そうなのか?!」と、言ったギジだったが、 

『直ぐには駄目で3日後からよ。』と、言ったところ

駄目だと言う感じに目を瞑って首を振っていた。

 

あぁ自分では言うのは無理だな、折を見て朝食も頼むかと聞いてみて、頼みたいと言ったらこちらから頼んで紙にでも書いておかないとだめかなぁと思い、夫にもそんな話をしていたので、お正月2日に送っていった時に夫が朝食も頼んだらどうだと聞いたときには、

朝はパンでいいという返事だったのだ。

新聞購読にしても食事の事にしても、ギジが自分できちんと頼めたのはたいしたもんだと私は思う。

私はてっきり、うちか義妹に電話をしてきて、頼んでくれと言うと思っていた。

 

2日に送って行って、今日から朝食もとなると、水曜日頃には頼んだのだろうから、

それこそ朝はいいといった舌の根も乾かないうちにではあるのだがw

 

私の返信には触れず義妹からは

 

「ちょっと声が枯れてたけど、乾燥してるのかな、お風呂にお湯張って開けとけばいいよね。
今度言ってみる。
まぁ、誰とも話をしないと第一声が声枯れるってあるけどね。」

 

義妹からのLINEが午後6時頃。

さっき電話した。だったので5時頃だったとしたら、ギジはお酒を呑んでいただろう。

お酒を呑むと声枯れるけどなぁ。

 

気がかりや心配を大丈夫だと思うと言われて、気がかりをみつけているのか。

 

歩かないのは心配だとか、朝のものも面倒がらずに買ったほうがいい、と、共感してほしかったのかもしれない。

 

安心はしたくなかったのか、心配することが「親思い」で、大丈夫は愛がない?

 

(うん、愛がないから元気ならそれで良いと思うのかもしれないが)

 

 

 

夕飯のときに夫が

「親父、何もしないだろ?趣味もないし。1日テレビみててつまらなくないのかな。」

『こっちにいたときだって、ずっと座椅子倒してテレビ見てただけだったでしょ。同じよ。家にいたときと同じように過ごせるし、お掃除もすぐ終わるし、楽なんだと思うけどなぁ。』

「サ高住でいろいろやってても、自分から入っていかれないよな。」

『それはそうよね。どうぞーって言われても断るかもだしね。』

 

でも、それはギジの性分であって無理強いして参加させても仕方のないことだし。

寂しくて、つまらなかったら入っていくかもしれないし、

サ高住のスタッフさんに声掛けを頼んでも、無理強いはしないだろうし。

 

それこそ、やるもやらぬも本人次第。

 

 

こっちにいて、ギジが寝たきりになってしまったら、私達の介護は生半可な事では済まなくなると思っていたが、

 

離れてしまえば、機嫌よく暮らしてくれれば良いと思うのが本音。

寝たきりになってしまっても面倒を見てもらえるわけだし。

 

歩いてないの?運動しないの?と、電話をしてやきもきするならば、

訪ねて行って一緒に散歩でもすればいい。

 

電話では、どう?ご飯美味しい?お買い物は気をつけてね。

 

で、良いのだと思うけれどなぁ。

 

 

 

でもねぇ。

 

ぶっちゃけ、母の事も、元気なら好きに暮らしててって思うのだ。