戦いの野に花束を

介護?の話しや愚痴満載毒吐きの独り言 時々ハンクラ

なんでかなー。と、思うこと。

夫が、日曜日に衣類を持っていったときに、

ギジが部屋の中で衣類の始末で部屋の中を少し動いただけで腰が痛いと言っていたので、

今度サ高住から徒歩10分程の川べりの土手に散歩に連れ出そうと思うけれど無理かもしれないなどとグループLINEにポストをしていた。

 

それに対して義妹「毎日散歩をしていると言っていたけれど辞めたのかな。腰が痛いのは他に原因があるのかも。」と…。

 

私は心のなかで思うこともあったけれど、既読スルーを決め込んだ。

 

 

 

あのさ、こっちにいたときからケアマネや訪看さん、お医者さんにも

散歩に行っているといっていたギジ。

でも、普段、ギジが出かけたかどうかは私達が在宅していたら

ほぼわかる。

買い物以外、用事がない限りギジが出かけることはなく、

お散歩に行っていないことは夫もわかっていた。夫だってテレワークや休暇で家にいることもあるのだし、ギジの生活をみていれば分かる。

 

ギジの言うことを真に受けていたのは義妹だけで、お散歩は行ってないとケアマネに私が話したときにケアマネは、そうですよね~と言っていたが、驚いていたのは義妹。

 

そんなギジがサ高住に移ったからといってお散歩に行くかい?

 

ギジが言うことを全部信用しちゃうことが凄いわよ。

 

夫は、ギジは口だけだと思っている。

 

お買い物だって、こっちにいるときよりも近いのだから歩く距離なんて少しだ。

 

でも、本人はそれで楽になったわけだからそれでいいでしょうよ。

 

高齢になれば、足腰が痛むことだって普通だと思うし、なにか別の疾患があって腰に痛みが出ていたとしても、それはそれ。

もう年齢を考えたら治療だなんだとするほうが身体に負担だろう。

 

それに、あなたそのためにあちらに行って連れて行くの?

私はゴメンだわーー。

 

 

なんて、言えないしねw

 

夫もなんでそんな事を態々LINEしてんねんな。

 

 

昨日帰宅した夫が、

ギジのサ高住のグループからの食費の領収書を確認したあと。

 

「長生きするとは思えないなぁ…。」

というので、

『誰が?あなた?』と、聞いた。

「親父だよ。歩かなくなったもんなー。」

 

はぁ⁉

 

『あのさ、もう93歳だよ?充分に長生きでしょうよ。』

 

夫が言うには、会社の人の親御さんが最近99歳で亡くなったそうで、

その人があと少し、100まで生きさせてあげたかったと言っていたそうだ。

 

でも、その99歳も、

管に繋がれて生かされていたのか、元気でいたのに急にだったのか、

認知症で施設だったのかそこまで聞いてはいないけれど。

もし、認知症在宅で奥様が介護していたのだったら、ホッとしていたりして…。

100までなんてのは、実子だからそう思うんじゃないの?

介護に携わらずに奥さんや施設に丸投げだったらそんな台詞も出てくるのかもねなどと

あれこれ思ってしまった。

 

 

私の父は満85で亡くなったよ?と言いたくなってしまう。

 

85でも長生きだったと思うけれどね。

 

最後は寝たきりになってしまって何も出来なくなって、

父本人は悔しかったし情けなかったとおもう。頭はすこぶるハッキリしていたのだから。

でも、倒れるまでは自分で何でもできていた。

母任せだった家事もできるようになっていた。

 

ギジのように生きていることが幸せなのか私には解らない。

 

夫や義妹が寝たきりにならないように歩け歩け運動しろと言うことも

年齢を考えたらそんなに言わなくても、思わなくてもと思うのは

私が冷たいからなのかな。

 

歳をとれば、歩きたくない、楽をしたいと思うのは当たり前だと思う。

 

ギジが今の生活で満足してくれているならそれで良いじゃないの。

 

 

 

寂しいから心細いから同居したいなどというのも、

自分は何もしたくない、子供や嫁に生活全般の世話をしてほしいからだろうと思うのだ。

自分の母を見ていてもそう思う。

 

 

その何もしたくない世話をしてほしいという希望を叶えるには

嫁や子供がやるしかないわけでしょう。

 

 

こっちももう歳なんですよ。

歳じゃなくても大変なことなのだ。

 

私の場合。

もし、母を引き取ったら、夫と母、両方に気を遣って生きていかなきゃならない。

私はそういう性格なのだから無理。

 

 

リフォームの話がなかったら夫がギジの行き先を探すこともなかったし、

決断を早めたのはキャンペーンがあった事で、

ラッキーだったし、私が今度こそチャンスの神様の前髪は掴まないとと

せっついた事もあろう。

が、運が良かった。

 

そのキャンペーン。しれっと今も継続中になっているのを見つけたけれど、ナイショw

 

 

夫は、親父の金なんだから施設利用で残さずに使って貰っていいよと言っている。

 

 

 

そう。

いくら私が介護をしても、私には何もないですからね。

 

今までだってあれこれ考えたりやってきたけれど何もなし。

今はこちらから請求すればとはいえ、そこまでする気持ちはないけれどさ。

 

 

介護で自分の心身が壊れたら何もならないよと私は思う。

 

ありがとうって言われたって壊れた心や身体は戻らないのさ。