出勤の時間になっても降りてこない夫。
私は私で、今日は娘が通所なので忙しい。
8時になろうとする頃に降りてきた夫は、半袖のアンダーシャツのまま。
「10時半過ぎに予約が取れたから駅前のクリニックに行ってくる。そのまま会社に行くから。」
まだ鼻風邪が良くならないと昨日薬をまた買ってきたのに、しんどいのだろう。
駅前のクリニックはLINEで予約ができるし、夜も遅くまでやっている。
徒歩5分のかかりつけのクリニックは、風邪かもしれない症状のときは電話をしなければいけない。
かといって、予約ができるわけではないのだ。
もう高齢者や持病がある人がいつもの薬をもらう感じ。
あとは健康診断。
夫の場合、鼻が原因ではないかと私はおもうので、行くなら耳鼻咽喉科だろうに。
待たされるのが嫌なのだろうけれど。
また念の為PCR検査だとかなんとかなるかもしれないし。
もし、コロナならとっくに発症していると思うけれど。
兎も角、医者に行けばなんとかなると思っているのは確か。
家で寝て休養して身体を休めたほうが良いと思うのだけれど、
休みの日もでかけたくて仕方がない。
私なんか寝ていたくて仕方ないのに。
まぁ、男の人というか夫の場合は、出かけて帰ってきたら好きなことをしていていいし、
寝てたってご飯は出てくるし、洗い物もしなくていい。
なんならお風呂のスイッチだって入れてくれる。
ご飯を作ったりお諸々の家事をする必要もないのだから、休めているといえばそうなのかもしれないけれど。
いつもなら、午前休をとるとか、今日のような場合は、その時間までギターを弾いたりノーパソを開けて仕事をしたりしているのに、今日は寝てるといってベッドで横になっていた。
だからしんどいのだと思う。
私はむすめの送迎があるのでバタバタとしていて、なかなか自分の朝ごはんも食べられない。
これはいつものことなのだけれど、ダイニングテーブルに座っていた夫はわかったのだろうか。
夫が飲みかけの紅茶をやっと飲んだので、カップを洗い(もう洗い物は済ませている)
おっとが出し忘れているミニ水筒を2階に取りに行って洗って…。(寝ているときの水分補給にいつも水筒を置いている)
洗い物が終わったと思うと出てくるから私は座れない。
勿論、隣のギジ宅の雨戸も開けに行っている。
思わず、朝ごはんなかなか食べられへん、座っていられへん。と愚痴りたくもなるものだ。
しんどい夫には申し訳ないのだけれど、居るだけで手間が増える。
夫から今さっきLINEがきて、咳の薬を処方してもらったそうである。
それで良くなればOKである。
しんどかったら無理しないで会社は休んだほうが良いと言っておいたけれど。
言うことを聞く人じゃないし。
こうやって一緒に居る家族の心配ばかりするんだわね。
家族が病気になれば看病するのは妻や母。妻や母が熱を出しても誰も看病しないしね。
ちょっとでも良くなったら家事は全部またのしかかってくるし。
アルツハイマーって女性が多いなんて記事を読んだ記憶があるけれど、
そりゃぁこうして家族のことばかり考えていたら疲弊するし逃げたくなる。
その上、介護もなんもかんも丸投げにされたら余計に。
などと思ってしまう。
疲れる。