戦いの野に花束を

介護?の話しや愚痴満載毒吐きの独り言 時々ハンクラ

気分良く帰宅したのに

顔合わせの会食は和やかに済んだ。

 

頑張ってお話ししましたよ。

 

お食事もとても美味しかった。

 

 

13時からの会食で、ご馳走でお腹いっぱいだったので、

夕飯はデパ地下で買ったおにぎりとお汁にして卵焼きだけ作った。

 

 

 

帰宅して一服していたらなる家電。

 

何かと思えば、ギジ。

 

 

夫はいるかというので代わった。

 

 

また何か持ってこいって言うのかと思いきや、

 

返事をしている夫の声しか聞こえないけれど雲行きが怪しい。

 

 

ギジはまたもや、サ高住を引き払って戻ってくると言っているそうだ。

 

死ぬ時は生まれたこの家で死にたいとか、サ高住はすることがなくてつまらないとか言っていたと言う。

挙句の果てに、何のためにココにきたのかわからないって。

 

 

言うたら何やけど、この家はギジが生まれた家じゃない。

夫と義妹は生まれた家だけれど。ギジは違うじゃないか。

 

夫が、息子がこっちに帰ってくるし、親父が階段の上がり降りがあぶないからだろ?

戻ってきて飯どうするんだよ。

つまらないってさ、そっちでいろんなレクレーション毎日やっているだろ?

 

などと言っていた。

 

 

全く、どうして良い感じになるとぶち壊してくれるような爆弾投下してくれるんだよ。

 

リフォームだって進みそうなのに。

 

ギジは、ご飯の事に関しては夕飯はまた弁当をとる。朝はパンを買うと言っていたそうで、

毎日サ高住でレクがあることについては週に2回だとか惚けていたそうだ。

 

朝はパンにするから食事の提供は昼と夜だけでいいという契約をしたのに、

たった1週間で朝のパンをやめて朝食も頼むことにしたのはどこの誰なんだってのよ。

 

 

夫は、戻ってきたって階段の上り下りはもう無理だし、買い物だってもう行かれないよという。

私もそう思う。

そうなったら、誰が面倒を見るのさ。

 

息子がこっちにくることが無くなったんて言ったらそれじゃあって戻ってくるって言うよなぁと夫がいうので、

前にも釘を刺したけれど、それは絶対に言わないで!とまたぶっとい釘をブッ刺しておいた。

 

 

自分では元の通りにやっていかれると思い込んでこう言うことを言うのは老人あるあるなのは分かっている。

 

ギジの言っている事は、自分本位で、今だって薬剤師さんへルパーさん、訪看さん、デイサービス。

そして食事の提供とたくさんの手や目があって暮らしていることが分かっていない。

 

こっちにきたら、それらのいくつかは介護サービスを使えたとしても、日々の生活は私が面倒を見ることになる。

 

ギジ宅のゴミ捨てだって、私がやっていたのだ。

 

そっちに帰ったらまた世話になるけれど、などとは言っていないようだし。

 

 

 

娘はギジといると具合が悪くなるわけだし、私だってそうだ。

ギジから離れて暮らすことで通所だって落ち着いて行かれるようになっているのに。

 

夫はギジに他を探してみるとか、妹と相談するからと言って電話を切っていたが、相当ギジはクドクドと言っていたようで電話が長かった。

 

 

戻りたいと義妹にも電話をしていたら困ると夫は義妹に連絡をしたそうだけれど、ギジは義妹にはそんなことは今回もその前も言っていないそうである。

 

「気まぐれで言ってるんだろう。

レクレーションだって、参加すれば良いのにしないからな、趣味がないからつまらないんだよ。

お坊ちゃん育ちだからすぐに何かあると気に入らないとかなるんじゃないか。」と。

 

 

サ高住がつまらないって言っても、1日テレビしか見ていないのはここにいる時からずっとそうだった。

 

 

もしかしたら、洗濯やお風呂の事や買い物ももうすることが嫌になっていて、戻ってきたら私がやるとか義妹が来てくれてやってくれるとか思っている可能性もなきにしもあらずである。

 

 

もう年齢からしても動けなくなる歳なのに、変に中途半端に動けるから厄介なんだよな。

 

という夫。

 

俺様は特別だからという気持ちああるから

ちょっとしたことで俺は格が違うんだって腹を立てるのかもしれないし。

 

毎日のことだもの、スタッフさんだって、すごいですねー、お若いですねーなんて言ってられないでしょうよ。

お世話が必要な入居者さんだっているんだし。

 

夫もそう思っているようだ。

 

 

放置プレイを決め込むのかな。

 

万が一、ギジが施設に引き払うと言ったとしても、夫に連絡が入るだろうし。

 

 

もう私は静かに自由に暮らしたい。