戦いの野に花束を

介護?の話しや愚痴満載毒吐きの独り言 時々ハンクラ

おともだちのお部屋

今日はお友達(と言っても7つばかり年上のおねーさん)のお宅の彼女のお部屋にお邪魔してきた。

 

リビングのお隣の6畳ほどのお部屋。

 

明るいし暖かいし居心地がいい。

テレビもある。

 

押し入れもあるから収納はばっちり。

 

私の部屋は4畳半だし収納もないし。

お友達を呼んでも座るところなんてないもんね。

 

話なんて夫の愚痴とか、姑や舅の愚痴。

私はもう同居じゃないしギジの面倒を見ているわけじゃないから気楽なもん。

年始はなんだか日を置かずに2回も会っちゃったけれど、それでも4ヶ月ぶりだったし、年に何回かしか合わないってのは幸せだと思う。

毎日お姑さんと顔を突き合わす友人のほうが大変だわ。

 

今日お邪魔したおねーさんは、自分の生まれ育った家。旦那さんの姓だけれどね。

ご両親は随分と前に亡くなられて三人いるお子さんも長男と一番下のお嬢さんは家を出て一人暮らし、ご主人は定年後に再就職をしてお勤め。

次男は一緒にくらしている。と書くと自由で良いねなのだけれど、

 

実は、彼女のお姉さん(未婚)が同居している。

 

だからなかなか大変なのだ。

 

お姉さんはもちろん定年していて、その後はお仕事はしていない。

ずっ家に居て趣味もないそうで。

だからといって家事をするわけでもない。

 

彼女が用事でいない時はお姉さんは自分の食べるものは自分で用意をするし、お昼も自分の事はするそうだけれど、

(流石にお昼まで彼女が作ることはやめたそうだ)だからといってお姉さんが他の家族の食事を用意する事はない。

というか、そういうことをしたことがない。

 

おまけに野菜が嫌いということで、お姉さんはたとえば自分の用事で出掛けていても外食はほぼしないという。

 

「野菜が嫌いで食べられない。残したらお店の人に悪い。」というのが理由だそうだけれど・・・。

 

でも、そのお姉さんの為に毎日ご飯を作る彼女はその好き嫌いを鑑みて作っているわけだ。

それは多分当たり前になっているんだろうな・・・。

お店で食事を残したって、それは商売なんだよね。お金を払っているわけだ。

毎日作ってくれる人の苦労の方が何倍も大変なのに。

 

たまに、家族で外食には行くという。

そういう時は甥っ子(次男坊)がお姉さんが嫌いは野菜を引き受けてくれるからだそうだ。

 

もちろん、毎月の食費やらはお姉さんは入れているし、そういう時の食事代も出すそうだし、夕飯の後の食器を食洗機に入れるのはお姉さんなんだそうだ。が、入れるだけで、シンクやガス台のお掃除は彼女。

 

「もうね、うちはサラリーマンが3人いるようなもんなのよ。」

 

 

 

順番からしたら、もちろんお姉さんの方が彼女よりも先に逝くわけだけれど、何がおこるかはわからない。

 

「そうなった時に姉の面倒を息子や娘に見させるなんてとんでもないの。

そんな話をしても姉は、ここにいたらいけないの?って言うのよ。」

 

と、以前彼女がため息をついていたことがある。

 

 

彼女が、独り立ちをしたお嬢さんが使っていた部屋を自分の部屋にして日中も自室にいることが多くなって、

ずっとリビングにいたお姉さんも自室に行くようになったそうだ。

 

 

皆んなそれぞれ抱えていることは大変なのよね。

 

 

たまに集まってそんな愚痴を話してガス抜きしないとやってらんないよね。

 

 

でも今日はなんだか「お友達のお部屋でだべってた」って感じで楽しかった。