戦いの野に花束を

介護?の話しや愚痴満載毒吐きの独り言 時々ハンクラ

いつもの通り

今日は夫は有給休暇を取って義妹と一緒にギジの病院の付き添い。

 

膀胱がんの定期検査。

 

膀胱内に腫瘍があるけれど、そんなに大きくはないし、年齢も考慮して経過観察になっている。年に一度は入院をして腫瘍を切除していたギジである。

切除しても、予防のために抗がん剤を膀胱ないし注入をしても出来る腫瘍。

尤も、ギジはその抗がん剤を入れたことも直ぐに忘れてお手洗いに行ってながしてしまうから効いていないのかもしれない。

注入後、最低1時間はおトイレは我慢なのだけれど、我慢も出来ないしそのことも忘れてしまうのだ。

 

この状態で要介護1になってしまったのだからちゃんちゃらおかしいというか、

どんだけ判定員さんの前で演技をしたんだろう(棒)

 

夫は昨夜までは今日は早く出かけてサ高住の近くにあるらしい神社にいって、

ギジのために新しいお札を頂いて来ようと思っていた。

 

ギジ、何故かお札(うちの氏神様のもの)は部屋に飾っている。

 

先月ギジのところに行った時に夫が親父のとこのお札を買ってなかったと言っていて、

気にしていたのだった。

 

確かにサ高住の近くにはいくつか神社はあるようだ。

が、それらの神社がいつも社務所が開いている神社なのかはわからない。

 

夫が朝早くから神社は開いているのかなと言うので、

『それはわからないけど、だいたいお義父さんがお札を欲しいって言ったわけじゃないでしょう。

お札のことはもう何も言っていなかったし、執着もない感じだったでしょ。』

 

「そうだよな。本当は自分がお参りして頂くものだもんな。」

そういって、夫は神社に行くことはやめた。

 

こっちにいたときも、もう何年も前からギジは初詣に行くことはやめていた。

お札も私らが買っていた。

 

初詣にも行かないでお節とお雑煮を食べるだけ。

しかも義ママンが亡くなって喪中なのに、鏡餅を買ってきたりお節も買っていたギジである。

滅茶苦茶である。

 

だいたい夫は、ずっとそうしていたからという理由でギジのために色々とやりすぎである。

ギジ本人が言っていないのに。

 

お札の事は放っておいても良いと思うよ私は。

そもそもギジ自身が信心深いわけじゃない感じがするし。

 

 

介護認定が要介護1から要支援1に下がったけれど、何も変わりはないらしい。

ただ、何やらケアマネが面倒くさいのかなんなのか。

ギジの住民票をサ高住に移した方がいいのではといわれたそうだ。

 

でも、ケアマネ氏の仕事が面倒だからと言って住民票を移したら、全部ギジの書類等がそっちに行ってしまって夫が面倒なことになる。

ケアマネ氏が全部やってくれるならいいけれど、ギジに届くのだから危なっかしい。

 

ま、ギジの住民票を移すことを夫が選んだとしても、私は関知しないし。

 

 

ギジの検査結果は現状維持で4月にまた検査だそうだ。

 

ほんっと不死身だわ。

 

自分が好きなように勝手なことばかりして生きてきたからストレスもないんだろうね。

 

 

 

【大体ね、親が偉いとか先祖が凄いとか口にする奴は愚か者か無能だよ。

そんなものに依り掛からなければならない程中身がないとしか思えないけどなあ。】

 

~「鵺の碑」(京極夏彦)より(京極堂・中善寺秋彦)

 

 

え、待ってそれってギジのことじゃんと思っちゃった私。

いつも話をしていたんだ、ご先祖は・・・とか、お祖父さんは・・・とか。

 

 

あーーー、そーなんだ。