金曜日から家に籠っていたけれど、
今日はチクチクくらぶだった。
誰も針なんかもたないでひたすらお喋り。
もっぱら夫や義両親やら身内の愚痴。
義両親が亡くなっていても、あれが嫌だったこれが嫌だったと。
で、ふと。
『そういえばね。義父が施設に行ってからあまり片頭痛がおきなくなったのよね。』
と言ったら驚かれた。
それだけストレスだったんだねーと。
ギジと関わってポンペイになることは自覚していたけれど。
そういえばとふと気が付いたのよ。
やばいかなと思うときはあるけれど、片頭痛で寝込むことはないのだ。
歳をとって軽くなっているのかもしれないけれど。
でも、こちらに来る前はそんな片頭痛が(その時はただの酷い頭痛だと思っていた)起こることは年に一度あるかないかだったのに、
こちらに来て二世帯で済むようになってから頻繁に起こるようになって寝込むほどになった。
近所のクリニックで診てもらって診断された。
酷い時は片方の目玉をえぐられるような痛みで動くと吐き気。
勿論頭はガンガンと痛む。明るいのが嫌で暗い部屋でじっと寝て居る状態だった。
それがギジが居なくなってからはそこまで酷いことにはなっていないし、
寝込むほどの片頭痛はない。
29年間悩まされていたのだよ。
同居じゃなくてもやはり毎日隣に遠慮して釘1本打つのさえ隣に聞こえたら、
何をしているんだと言われたらどうしようなどと思っていたのだから、
精神に重たいものがいつもいつもあったわけだものね。
完全同居だったら
「いつも頭が痛いって寝てばっかりいる。」と、義ママンに嫌味を言われていたんだろうな。
というか、どうなっていたんだろう。
介護だって逃げ場がなくて私が抱え込んでいたと思うし。
病んでたよねきっと。
なんの遠慮も気がねもなく暮らせるって幸せだよね。
施設にギジが行ってくれたことだけは感謝だな。